J-POPの歴史に欠かせない小室哲哉と匹敵する1990年代を代表する作曲家であり音楽プロデューサー織田哲郎（おだてつろう）！彼を知らなくとも曲は誰しも知っているハズ♪
織田 哲郎（おだ てつろう）
日本の作曲家、音楽プロデューサー、シンガーソングライター。
1978年から現在まで現役で活動中。
公式サイト：Tetsuro Oda OFFICIAL WEBSITE
日本の音楽業界でJ-POPを語る上で小室哲也と同じくらい有名な1990年代のヒット曲を作り出したカリスマ。作曲だけでなく、プロデューサーとしても有名。織田哲郎を知らなくとも、彼が作り出した曲はヒット曲を連発。誰しも知っている曲ばかりではないでしょうか。
何が凄いかというと、1978年から現在まで37年間もの間、今も現役なのです。
その間、腐らず廃れず黒い噂も全くなくクリーンに音楽に携わっている。
幼少の時はブリティッシュ・ロックやアメリカンフォークを好んで聴いていたという環境と父親の仕事の都合で13歳で渡英。中学時代をイギリス・ロンドンで過ごしディスコ（今でいうクラブです）に熱中していたが15歳で帰国。帰国子女が故に孤立し自殺まで考えた際にエルトン・ジョンの「Your Song」聞いて心を救われたそうです。
高知学芸高等学校在学時には学校内でバンド「ポテトーズ」を結成し音楽活動を行っており後に東京への引越しにともない「ポテトーズ」を脱退。
その際に補充メンバーとして加入したのがファイナルファンタジーシリーズで知られる植松伸夫！
高校時代を含めると、37年以上もの間音楽をやっている事になります。
幼少からも音楽がずっと傍にある人生ですね。
**織田哲郎がプロデュースしたミュージシャン**
BLACK CATS、清水宏次朗、亜蘭知子（長戸大幸と共同プロデュース）
B.B.クィーンズ（サウンドプロデュース）、西城秀樹、MAGIC
相川七瀬、BAJI-R、THE TRANSFORMER（編曲のみ）
The Kaleidoscope（編曲のみ）、知念里奈、高橋克典、小畑由香里
上戸彩、永山尚太（作曲のみ）、FUZZY CONTROL（編曲のみ）
岡本知高（作曲のみ）
**織田哲郎が提供した楽曲アーティスト**
AKB48、HKT48、20th Century、KinKi Kids、V6、大黒摩季、Wink
ZARD、相川七瀬、西城秀樹、吉田拓郎、荻野目洋子、ZYYG
大橋純子、ダイヤモンド・ユカイ、B.B.クィーンズ、TUBE
中森明菜、中山美穂&WANDS、DEEN、FIELD OF VIEW、都はるみなどなど。
数々の名曲がありますが、私の主観でほんの少しのお気に入りのみ抜粋。
織田哲郎さんの曲って明快だと思うんです。小手先じゃなく斜にも構えてなく素直でとても好きです。
「BOMBER GIRL」
近藤房之助＆織田哲郎
作曲・編曲：織田哲郎 作詞:康珍化
この曲がとっても好きです笑。カッコいいですね。
「夢見る少女じゃいられない」
作詞・作曲・編曲：織田哲郎
織田哲郎といえば、相川七瀬は外せないですね！
この動画、最近のものですけど、ほとんど歌唱力劣化していない。
現役の時とたいして変わらないのは凄い！！しかも美魔女。
お子さんいらっしゃいますけどこんなカッコいいお母さんって素敵すぎ！
相川七瀬 「バイバイ。」（1996年リリース）
作詞作曲編曲：織田哲郎
2004年イギリスのポップシンガー・ジェニファー・エリソンがカバーしました。タイトルは「バイ・バイ・ボーイ」イギリス国内だけで約17万枚のセールスを記録しています。
「いつまでも変わらぬ愛を」(1992年リリース)
作詞作曲編曲：織田哲郎
ラブソングとして有名ですね＾＾ソロ織田哲郎で出したシングルで唯一のオリコン1位作品ですが実はこの曲、織田さんにとって憧れの存在だった4歳年上のお兄さんを想って作った曲だそうです。お兄さんは心臓発作で29歳で亡くなっています。
酒井法子「碧いうさぎ」
作詞: 牧穂エミ、作曲: 織田哲郎、編曲: 新川博
唄っている人はさておき、作曲が織田さんでなければ売れていないですね。
DEEN「このまま君だけを奪い去りたい」（1993年リリース）
作詞:上杉昇 作曲:織田哲郎 編曲:葉山たけし
声が素敵なDEENのデビューシングルです。この頃作った曲はこういう曲多かったですね＾＾ZARD、FIELD OF VIEW、T-BOLAN、MANISHなども作曲しています。
TUBE「シーズン・イン・ザ・サン」1986年リリース
作詞：亜蘭知子／作曲・編曲：織田哲郎
この曲で作曲家として注目され有名になりました＾＾
今冬ですけど。思いっきり夏の曲をどうぞ笑！
**織田哲郎 エピソード**
2000年、スペイン滞在中に強盗に襲われ、その際に首を絞められ声帯を痛めてしまう。その結果声帯の骨が歪んでしまい、声帯関係で有名だといわれる医者に、「もう声は元には戻りません」とか「治るということはないので、この声に慣れてください」とはっきり宣告された。それ以後、懸命にリハビリを続けたがシンガーとして人前で歌うレベルにはたどりつかず、歌い方を変えて翌年のファンクラブのイベントで披露した際には感無量で涙が出たという。普段は作曲家としての活動が多い織田であったが、この事件以後、改めて歌うことへの情熱を思い出したという。
どんな事があっても純粋に音楽に邁進される姿は胸を撃たれます。
今日はここまでー。
