フジ子・ヘミング リストを弾くために生まれてきた魂のピアニスト。ハンカチ必須。センス抜群の「溜め」彼女にしか出せない「音色」が魅力!
フジ子・ヘミング
フジ子・ヘミング
本名:Ingrid Fuzjko v.Georgii-Hemming(イングリット・フジコ・ゲオルギー・ヘミング)
1932年生まれ、1950年から活動している83歳で今も現役のピアニストです♪
彼女独特の「溜め」「音色」が魅力
私はフジ子・ヘミングが奏でる音色が大好きです。
低音から高音まで優しく響きます。高音でも決してキーキー鳴らないのです。
フジ子・ヘミングが奏でる音色は本当に違います。
「一つ一つの音に色をつけるように弾いている」
「私はミスタッチが多い。直そうとは思わない。批判する方が愚かしい」「ぶっ壊れそうな鐘があったっていいじゃない、機械じゃないんだから」
(※鐘はラ・カンパネラを意味します)
『フジコあるピアニストの追』」より
そして私個人として思う事ですが彼女独特の「溜め」。そのセンスは抜群で、実に感情的に聴き手に訴えかけてきます。譜面通りに奏でる事は簡単な事ですが、人の感情に訴えかける演奏は誰しも出来るものではありません。彼女の演奏は「人間」が演奏しているんだな、と確実にわかる演奏です。
日本では、1999年2月11日に放送された『フジコあるピアニストの軌跡』番組で
かなり人気を得ました。
彼女の得意な演奏作品であるリストのラ・カンパネラは有名ではないでしょうか。
私はフジ子・ヘミングが奏でるラ・カンパネラが一番好きです。
彼女の演奏を生涯忘れる事はないでしょう。
ちなみに私は彼女の絵も好きですし、世界観の感じられるお洋服や髪飾り
そして愛猫家である事も全てが好きです^^*
La Campanella(リスト)
パガニーニによる大練習曲 『ラ・カンパネッラ』Paganini Etude No.3
ため息(リスト)
3つの演奏会用練習曲 第3曲
甘美な中に切なさがある演奏。
「革命」エチュード Op.10-12(ショパン)、
「木枯らし」エチュード Op.25-11 (ショパン)
2曲続けて。
衝撃的な革命です。人間的です。訴えかけてきます。
涙腺崩壊。ハンカチ必須。
私は15小節目cresc.の所からフジ子節炸裂で涙腺崩壊笑。
ショパンも天国で目を細めていると思います。
「トロイメライ」(シューマン)
子供の情景 第7曲 トロイメライ(夢)
「トルコ行進曲」(モーツァルト)
ピアノソナタ第11番 K.331 第3楽章
今日はここまでー。